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オードナンス QF 20 ポンド砲(または20ポンダーまたは20ポンド砲)は、イギリス軍の84mm〔Pugh, p.34; the gun is specified as 83.4 mm(3.283") here, while Ogorkiewiecz states the weapon was 83.8 mm.〕戦車砲である。 == 概要 == 1948年に17ポンド砲の後継として制式採用された。Mk.1はカウンターウエイト、Mk.2はエバキュエーターを装着している。英国のセンチュリオン Mk.3-Mk.8とFV4101 チャリオティアに搭載された他、スイスのPz.58戦車の先行製作型にも装備された〔 *〕。 砲身長は66.7口径で、弾種はAPCBC-T(仮帽付被帽付徹甲弾)・APDS-T(装弾筒付徹甲弾)・榴弾・キャニスター弾が選べる。装甲貫徹力は射距離1,000mで撃角0度の場合、APCBC-T(砲口初速:1,020m/s)は210mm、APDS-T(砲口初速:1,465m/s)は287mmだった。だが、欧州での戦車戦(交戦距離1,200m以内)を想定していたため、センチュリオン Mk.5を導入したイスラエルでは遠距離での命中精度が問題視された。 また、1954年に登場して各国へ広まった51口径105mmライフル砲L7は、本砲の砲身口径を削肉拡張して開発されている〔Ogorkiewicz, p. 70.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オードナンス QF 20ポンド砲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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